6.検索エンジン最適化SEO

目次

検索エンジン最適化SEOによるホームページへの集客とは何をするのか

狙ったキーワードで検索された時 yahoo や google で上位表示させる事

imageSEO とは yahoo や google等のサーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫することです。例えば、神戸市北区にある歯科医院様の場合、その医院のホームページを yahoo や google で「神戸市北区 歯科」という言葉で検索された時、検索結果の上位に表示させて、近所で歯科医院を探す患者様を自分の医院のホームページに誘導する手法 の事です。まずは上位10位程度までに表示させる事ができたらSEOによる集客力が出てまいります。

SEOを実施する上で必ず上位に表示できるマニュアルはございません。そのようなものがあれば、どのホームページも同じ順位になってしまいます。またSEOには非常に大切な歴史があります。その時々でSEOとして有効な方法が実施されてきました。今ではもう通用しない古い手法を平気で実施している業者も事実存在します。これを読んでおられる皆様はどうか、このページの下部に書いてあるSEOの歴史をお読みいただき、そういった悪い業者から身を守ってください。

SEOを成功させるコツその1:キーワードの選定で知恵を絞る事

どんなキーワードで検索されるかを想定する事が重要です。

image「神戸市北区 歯科」はすぐにキーワードとして思いつくけれど、実際に検索されているキーワードは案外「神戸市北区 はいしゃ」だったりします。SEOを成功させるには、どんなキーワードで検索されているかを知る事が非常に重要です。

例えば「アガリクス」を原料とした健康食品のホームページのSEOの場合ですと、「アガリクス」を間違って「アガリスク」で検索される方が多いので、あえて間違ったキーワード「アガリスク」でSEOを実施しているホームページが存在 します。ライバルが少ないですから、非常に賢明な方法ではないでしょうか?

もう一つキーワード探しのヒントを一つ。「大間のマグロになれなかった青森のマグロ」というキーワードでSEOを実施しているネットショップさんがいらっしゃいます。これは素晴らしい方法だと思います。マグロのブランドである、大間のマグロを探している方に対して、検索結果で「大間のマグロになれなかった青森のマグロ」というタイトルを見せれば、味は大間のマグロ級、しかし大間エリアより少しはずれてしまったので価格は安いはず!という連想までさせてしまいます。

神戸ホームページ制作プロがSEOを実施する場合は、どのようなキーワードで検索されているかをお調べいたします。そしてそのキーワードで現在一番効果のある方法でSEOをお客様と一緒に実施させていただきます。

SEOを成功させるコツその2:ライバルの数を知る事

SEOを成功させるにはライバルの数を知る事が非常に重要です。

imageもし**市に歯科医院が一件しかなかったら、「**市 歯科医院」での SEO はとても簡単に成功します。SEOを成功させるには、ライバルの数を知る事が非常に重要です。
これはいいぞ!という検索キーワードを見つけたら、すぐに ご自身でライバルの数を把握してください。 実施するのは簡単な事です。yahoo や google でそのキーワードを検索すればすぐに分かります。もし、その検索結果が少なければ、seoは簡単に成功します。逆に「ダイエット」といった非常にライバルの多いキーワードでしたら、別のキーワードを探すか他の集客方法を検討した方が効率が賢明です。

弊社は狙った検索キーワードに対してライバルの数をお調べいたします。そして1位から5位くらいまでのライバル様のホームページに勝てるかどうかで、SEOを実施した方が良いのか、費用を払ってスポンサー広告を出した方が効率が良いのかを判断し、ご提案させていただきます。

SEOによるホームページへの集客戦略のツボ」はこれでおしまい

お客様が知っておくべき内容としては充分です。

imageお客様が技術的な内容を把握する必要はございません。SEO の具体的なフォローは信頼できるホームページ制作会社にお任せください。

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ただ…もしSEOについて、どんな事をするのが正しい方法なのか、どんな事をやってはいけないのか、詳しい事を知りたいのでしたら、少しSEOの歴史を書きます。それらを読めば、電話で勧誘してくるSEO専門の会社がどのレベルでモノを言っているのかが理解できるようになります。また世間で都市伝説のように語られている方法が、何故正しくないのかを見極める事が可能になります。

ホームページへの集客方法がSEOしか存在しないという嘘を言って、適当なSEOを実施して初期費用を要求し、結果が出たら高額な成功報酬を要求する会社が世間には存在します。今から記すSEOの歴史は 悪い業者の嘘を見破る目を養って欲しい という思いで書きました。

1996年頃のSEO

ホームページ内にキーワードを盛り込めば上位表示された

imageホームページ内にキーワードを盛り込めば(キーワードの出現頻度が高ければ) yahoo や google での上位表示に効果があることが判明。

当時はパナソニック社のホームページよりも、ホームページ内に”パナソニック、パナソニック、パナソニック、パナソニック、パナソニック”という キーワードをたくさん書いたアダルトサイトが実際、上位に表示 されていたのです。しかしそんな状況では yahoo や google は役に立ちませんから、いずれ誰も使わなくなります。今ではホームページにキーワードをたくさん詰め込んでもあまり効果はありません。

もし「ホームページにキーワードをたくさん書いた方が良いですよ!」といった提案をしてくる SEO会社(まずないと思いますが 笑)があれば、大分古い情報でまだ仕事をしているのだと判断して良いと思います。注意していただきたいのは、そういった会社はSEOの実績として、ものすごくライバルの少ないキーワードの事例を挙げてきます。ここまでの記事をご覧になった方ならもうお分かりですね!ライバルの少ないキーワードでしたら、特にSEOを実施しなくても、簡単に上位表示されます。

1998年頃のSEO

メタタグの部分にキーワードを羅列すれば上位表示された

imageホームページの中にメタタグという記述があって、そこに

meta name=”keywords” content=”パナソニック,パナソニック,パナ…”

とすれば上位表示に効果がある事が判明。やはり本家パナソニックのホームページよりも、上記のような メタタグの部分にキーワードを羅列したホームページが実際に上位表示 されておりました。そんな状況では yahoo や google は役に立ちませんから、今では keyword タグにいくらキーワードを盛り込んでもあまり効果はありません。

そうなんです!もうお分かりですね。 SEOの歴史は yahoo や google の「検索されたキーワードについて有意義な情報を持つホームページから順番に表示させる」という存在意義と、「ええい!このキーワードで上位表示させてやる!」といったSEO業者とのイタチゴッコの歴史なのです。

2010年頃のSEO

外部リンクをたくさん得る事で上位表示を実現

imageキーワードの詰め込みやメタタグへのキーワード操作は自作自演できるけれども、他のホームページからのリンクは自作自演はできないぞ!というyahoo や google サイドの考え方から、外部リンクをたくさん得る事がSEOにかなりの効果 がありました。

外部リンクが効果のあった証拠ですが、当時「出口」という言葉で検索すれば、yahoo が検索結果の一番に表示されていました。その理由は、世間にたくさん存在するアダルトサイトのTOPページで「18歳以上ですか?」という質問に対して「入口」ならアダルトサイトを表示させ、「出口」ならシャレとしてyaho へリンクを貼っていたからなのです。つまり「出口」というキーワードでリンクをたくさん集めた yahoo には、さぞかし「出口」という言葉について重要な情報があるに違いないと yahoo や google は誤解したのです。ちなみにアメリカでは、exit で検索すれば、ディズニーランドのホームページが上位表示されていました。理由はお分かりですね 笑。

当時の悪いSEO業者は自社でホームページ数百から数千とたくさん持ち、そのたくさんのホームページから「リンクファーム」という手段を使って、狙ったキーワードで上位表示を実現しておりました。現在 google は検索順位を向上させるための意図的なリンク(リンクプログラム)についてのガイドラインを定めており、現在では、このようなSEOを実施すれば一発でペナルティとなります。

しかしまだまだこのような方法を用いるSEO会社は多く、手法も多様化しておりますが、本質的にはいずれ全て通用しなくなる方法ですのでご注意ください。

2012年4月24日 検索エンジンがペンギンアップデートを実施

悪いホームページの排除

image同一キーワードでの大量被リンク、または関連性のないサイトから被リンクを行っているサイトが標的となって徐々に順位を下げました。

ペンギンアップデートは、ブラックハットSEO(検索順位を上げることだけを目的として本来適切な検索順位よりも高い順位を得ようとして抜け道のような手法を使って行われる SEO )を行っているホームページの検索順位を下げ、ホワイトハットSEO(ホームページの使い勝手の改善、良質なコンテンツを作成、表示の高速化など、ユーザーと検索エンジンの両方に良い効果をもたらすために行われる SEO)を行っているサイトの検索順位を上げることを目的として、2012年4月24日に実用化された検索エンジンの改善の事です。

ペンギンアップデートは、Googleの『品質に関するガイドライン』に違反する過度なSEOを行っているサイトが検索上位にならない ようなアルゴリズムの組み方をしています。白黒はっきりさせることを目的に、色が白黒のペンギンと名前がついたそうです。

以下、検索エンジンから悪いHPだと思われる事をピックアップします。

リンクプログラムに参加すること

大量の中小規模の検索エンジンや、質の低いブックマークサイトに登録するなどの自作自演の被リンクは、ほぼ全てこれに該当します。またブロガーに商品やサービスのレビューを一斉に書いてもらうような、記事内に意図的にリンクを入れるようなものも迷惑行為として扱われます。

自動生成されたホームページからリンクを貼ること

アメブロやFC2ブログなどの無料ブログに記事を自動作成するプログラム(ワードサラダと呼ばれる事もあります)などを使って、でたらめな記事を何百、何千ページと作り、そこから意図的にリンクを貼ること。

クローキング

検索エンジンに一般のユーザーとは違う内容のホームページを見せること。検索順位を上げるためにクローラーが見るページに、不自然なほど多くのキーワードを詰め込むという手法が流行していました。そして実際に効果があったのです。

不正なリダイレクト

クローラーが読み込むページと異なるページをユーザーに表示すること。例えば、あるホームページが上位表示されたら、検索ユーザーには本来見せたいホームページに自動でジャンプさせるというような使い方がされていました。

隠しテキストや隠しリンク

過剰に多くのリンクを張り、それらのリンクテキストに白の背景に白のテキストを使ったり、フォントサイズを0にするなどしてクローラーだけが認識できるようにすること。

コンテンツに関係のないキーワードをページに詰め込むこと

電話番号や市町村名が不自然に羅列されているページを見たことはありませんか?そうしたページは全てこれに該当します。

リッチスニペットマークアップを悪用すること

リッチスニペットとは検索結果に出てくるページタイトルの下のディスクリプションが表示される部分のことです。そこに虚偽のレビューや、ユーザーに一切表示されない文言などを設定するなど、検索ユーザーを騙そうとして行う行為がこれに該当します。

ここで紹介した手法のほとんどは過去にSEOの裏ワザだとか究極のSEOとして流行ったものです。当時は一定の効果があったものばかりです。 しかしこれらは検索ユーザーにとって存在意義を脅かす迷惑行為にしかならないなので、Googleによって明確に迷惑行為に分類されることになりました。

ペンギンアップデート以降、このようなブラックハットSEOを行っているホームページは検索順位が下げられ、あまりにもひどいものは Google の検索結果に全く表示されなくなってしまったのです。

2012年7月 検索エンジンがパンダアップデートを実施

ダメなホームページの排除

imageパンダアップデートとはホームページの内容の良し悪しを評価する対応のことで、ユーザーが検索した際に、質の高い情報を持つホームページを検索上位に、質の低いコンテンツを持つホームページを検索下位に 表示させることを目的としています。

以下、検索エンジンからダメなHPだと思われる事をピックアップします。

1.よそのホームページのコピーばかりで、オリジナルな内容が乏しいホームページ
2.プログラムで自動生成されたホームページや情報量の少ないホームページ
3.バナー広告などがコンテンツの大部分を占めているホームページ
4.情報の信頼性が低いホームページ

かつては「コンテンツ・ファーム」と呼ばれるような、ユーザーに大した価値を提供しないページを膨大に保有するホームページが、ドメインの価値の高さやホームページの規模等の影響で、様々な検索結果において上位に表示されている状況が多く見られました。今ではどんどん通用しなくなってきています。

2013年 検索エンジンがハミングバードアップデートを実施

会話型検索を重視

imageハミングバードアップデートの最大の特徴は、従来の「キーワード検索」から「会話型検索」を目指していることにあります。要するに検索されているキーワードに対してではなく、その“検索意図”に対してどのような検索結果を返すかがテーマなのです。

「日本で一番面積の広い湖は?」と聞かれた場合、ヒトならば、「琵琶湖」と答えるでしょう。しかし検索エンジンは、「日本で一番面積の広い湖は?」という検索キーワード内に「琵琶湖」というキーワードが入っていないので、検索者の意図に応える「琵琶湖」という検索結果を出せませんでした。

「日本で一番面積の広い湖は?で検索して「琵琶湖に関連するホームページを上位表示」 といったの思考回路を検索プログラムに適応したのが、今回のハミングバードアップデートの大きな変化といわれています。ただ現時点では、「あるキーワード」検索をした場合、正しい結果が出ない場合もあるようですので今後の改善が期待されます。

google がテレビコマーシャルでスマホが賢くなると宣伝しています。「近くでおいしいスイーツのお店はどこですか?」という音声入力に対し、的確な結果を表示させるようになってきているのです。

正しいSEOについて

神戸ホームページ制作プロの考え方

image良質な情報を適切な仕様で公開する事が最良のSEO。 まずキーワードを選定した後、ライバルの数を認識した上で、ホワイトハットSEOを実施する事が最良のSEOです。ホワイトハットSEOを大きく分類すると以下の3つに分かれます。

コンテンツSEO

検索上位に表示されるだけの価値があるホームページを作ること。自社のサービスや商品についての情報をどれだけ詳しく、また客観的に評価できる尺度で説明する事ができるかがポイントになります。加えて開発秘話や世に出てからの改善などの歴史もオリジナルの良質なコンテンツになろうかと思います。

クロール最適化

検索エンジンのクローラー(ホームページ上の文書や画像などを周期的に取得し自動的にデータベース化するプログラムの事)が巡回しやすいように、ホームページの構造や内部リンクを最適化することです。

インデックス最適化

Google がランキングを決める際、そのコンテンツを適切に評価できるように、ホームページのプログラム構造を最適化すること。

この3つを行っていれば必ずその努力は報われます。何度も同じことを書いておりますが、良質な情報を適切な仕様で公開する事が最良のSEOです。テクニカルな部分は神戸ホームページ制作プロがしっかりとフォローさせていただきますので、どうぞご安心くださいませ。

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