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2020年プログラミング教育必修化で思う事

人工知能で10年後に無くなる仕事がたくさんあるようです。単純作業はAIやロボットに取って代わられる。だからロボットやAI開発に携わるスキルを身に付ければ安泰ですよ!というロジックの情報が最近多いです。

また小学校では2020年 プログラミング教育必修化がスタートします。塾ではプログラミング講座が人気なんだとか…

プログラマーが不足している。プログラミング技術を身に付ければAIやロボットに取って代わられることは無い。だから国をあげてプログラマーを養成しようとしている。

う~ん、うまく言えないけど、切ないんです。

私は30年前、プログラマーでした。パソコンの上位コンピューターであるワークステーションで動作するソフトウェアを開発しておりました。

プログラムというものは、設計通りに動作するまで、何度も不具合を修正する作業をする必要があります。これが非常に辛いんです。有名な話ですが、プログラムの『.(ピリオド)』と『,(カンマ)』がたった一か所違っただけでNASAのロケットが飛ばなかったという話があるんです。

プログラムの不具合を発見すると、たった3秒で直せることもあるのですが、3日徹夜しても原因を見つける事ができない場合があるんです。そうなったらもう、不具合にずっと心が囚われてしまうんです。食事をしてても味なんて分からない、週末に遊びに行く予定なんて考える気持ちの余裕なんてない。会社に泊まり込んでの作業です。

最後には逃げてしまいたい…

今は時代が違うので、そんな事はないと思いますが…

しかも仕事だから、納期があるんです。
死にものぐるいで集中して、それが解決しても、次の不具合がまた出てくる。プログラマーである以上、関わるプロジェクトは変わってもこの作業に終わりはないんです。

プログラマーだった時代、私はものすごく心が消耗しました。

すごく良い会社でしたし、社長様には今も感謝しています。また上司や同僚たちもみんな良いヒトばかりだったのですが…

この仕事、20代、30代までが限界だと思います。

プログラミング教育を必修にすることに全く異論はありません。

だが何かがおかしい。そして何かをしっかり子供たちに伝えてあげないと、ダメな気がして心がざわついています。システムエンジニア(SE)になれなかった、落ちこぼれプログラマーの戯言でした。

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