神戸ホームページ制作プロ公式ブログ
8.142016
ホームページのSSL化
1.SSLとは
SSLとはインターネット上で情報を暗号化して送受信する通信手順のことです。たとえばお問い合わせフォームなどから名前や住所などの個人情報データを送信する時。入力したデータを暗号化して途中で誰かに盗み見られても、そのデータを読めないようにする仕組みの事です。
SSL化されていない、インターネット上の通信データはよくハガキに書かれた言葉に例えられます。郵便局員さんはハガキを配達する時、その内容を見る事ができてしまいます。インターネットでも同じです。誰から通信回線に侵入すれば、お問い合わせフォームで入力したデータを見る事ができるのです。
もし通信データがSSL化、(すなわち暗号化されていれば)侵入者にはその通信データを簡単に盗み見る事ができません。
2.ひと昔前のSSL化:一部のページをSSl化
以前のSSl化は、ホームページであれば、お問い合わせフォームのようなお客様がデータを入力するページのみ、ネットショップであれば、カートページのみをSSl化しておりました。
3.最近のSSL化:全ページをSSL化
公開している全ページをSSl化する方向に進んでいます。お客様からの入力情報を守るだけなら、ひと昔前の対応で充分だったのですが…その理由は次に挙げるSSl化のメリット2点をお読みください。
4.ホームページをSSL化するメリットその1:信頼感を与えます
皆様が今ご覧になっているブラウザの上部のUR表示部分をご覧ください。ホームページがSSLによる通信の暗号化に対応している場合、URLは通常の「http」にセキュアの「s」が付いた「https」で表示されます。またその部分が緑になるので、すごく安全だ!という印象を与えます。
5.ホームページをSSL化するメリットその2:SEOの効果あり
2014年にグーグルが「ホームページがHTTPSに対応していれば、検索ランキングの指標に使用します」と発表したことで、信頼感を得たい企業だけでなく、個人でもSEO対策上の理由でhttpsに対応するホームページが増えてきました。しかしまだ、このhttpsページ対応による検索順位への影響は1%未満にすぎません。今後は長い時間をかけて強化されていくとのことです。
6.ホームページをSSL化するデメリット:中途半端だと逆効果!
ホームページのSSl化が中途半端な作業で終わっていると、上記のようなメッセージが表示されます。折角信頼性向上のために実施した事なのに、かえって逆効果になってしまいます。
7.ホームページのSSL化はHP制作プロにおまかせ下さい!
全ページをSSl化作業や毎月の保守費用を格安で実施させていただきます。お客様の現在の運用状況によって異なりますが、今回のSSl化に伴うサーバー移転作業で運営費用のコストダウンになる可能性も高いです。いつでもお気軽にご相談ください!