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グローバル・ブレインで企業は弱くなる?

グローバル・ブレインとはインターネットを通じて、世界中の人々の知見やノウハウを活用できる状態のこと。インターネットが普及する前はどこの企業にも専門性を持つスタッフがおり、会社はヒトといったような言葉で表現される、企業力を競っていたような気がします。それが今ではインターネットを通じて、情報やノウハウをたやすく得る事ができる。しかしそれはライバルの会社も同じ。私は決してグローバル・ブレインを否定しているわけではありませんが、この傾向により各社の特性が損なわれる事を危惧しています。

グローバル・ブレインに容易にアクセスできるようになると、「企業と個人の双方にメリットが生まれる」という意見があります。確かに企業は必要に応じて外部の優秀な人材に仕事を任せられるようになります。社内のリソースだけでは生み出しづらい新たな視点を得やすくなる。

ただ…これはライバルの会社も同じですね。

仕事を請け負う個人にとっては、より主体性を持って自らの経験やスキルを広く生かすことができる。一つの組織に帰属しないで、ブレインの立場を守るには守秘義務、各企業へ提供する情報の管理など。さまざまな解決すべき問題点があるような気がします。と、ここまで書いて思い当たりました。インターネットでの法律相談や税務相談は確かに便利!そしてこれらライバル社との関係性の無い事柄だと。よほどの企業でない限り、社内に税理士や弁護士を雇用する必要性はありません。

企業がグローバル・ブレインに素早くアクセスできるように支援するサービスとして、クラウドソーシングがあります。特定の人々に作業を委託するアウトソーシングに対し、クラウドソーシングは不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態を指します。

一言で言えば、インターネットを通じて「アイデア募集!」「ご意見求む」といった感じでしょうか。

昔話で恐縮ですが、とある国の大学の教授たちは、自分の研究に必要な調査テーマをひたすら隠そうとしていました。ライバルがその調査テーマを見たら、「何を研究しているのか」瞬時に悟られてしまうからだそうです。

クラウドソーシングをオープンで利用するには、それなりのリスクを覚悟する必要がありそうです。インターネットは天下の往来でお話をするようなもの。誰かがこっそり聞いていてもおかしくない事を知っておく事。それを分かった上で活用する事が賢明な態度だと思います。

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