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ソーシャルネットワーキングサービスの会員数の嘘

ソーシャル・ネットワーキング・サービスとは人と人とのつながりを促進・サポートする、「コミュニティ型の会員制のサービス」のことです。現時点で有名なのは facebook ですね。利用者は全世界で10億人以上とも言われ、昔の友達の名前で検索したら同級生を何人も発見した、という経験を持つ人もいるはずです。

この会員数が10億人というのは2012年10月4日に発表されたプレスリリースによるものです。これが本当ならば、世界人口の6人に1人が使っている計算になり、まさに超巨大SNSだといえるのですが…

実際にやってみればすぐ分かりますが、一人でいくつものアカウントを取得できるのです。

普通、ヒトってたくさんの面を持っています。学生時代の顔、20代の顔、30代の顔…といった年齢による側面。そして、ゴルフ好き、映画が好き、というような趣味による側面、まだまだ他にもいろいろあります。それを一つのアカウントで人とつながるよりも、一面を強調した部分でヒトとつながりたい方が多いのだと思います。

私自身、趣味として「ゴルフ」、「西洋絵画の鑑賞」、「ドラム演奏」などと言った趣味などを語る友人を探すには、それぞれのキャラを立てて投稿した方が、タイムラインを見る人にも訴えるものが強いのではと考えています。

従って、ヘビーユーザーになればなるほど、重複でアカウントを所有する人が増える事になるのだと思います。だから10億人以上という表現は正しくなく、10億以上のアカウントを発行。といった方が正しい表現になるのです。

全世界の6人に1人が使ってる!と言った方がインパクトが強いのはわかるけどね!

 
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